夏休みは九州旅行がおすすめ!エリアによって楽しみ方いろいろ

夏休みの旅行先に九州はいかがですか?九州は地域ごとにさまざまな表情があり、いろいろな楽しみ方ができます。
旅の目的を観光にするか、グルメにするかを迷いながら行き先を決めるのも九州旅行の楽しみ方のひとつです。
複数の県をまたいで旅行しやすいのも九州のいいところです。暑い夏にあえて南の方へ向かって夏の暑さを満喫するというのも悪くありません。
ここでは夏ならではの楽しみ方ができる九州のおすすめスポットをご紹介します。

夏休みの旅行を満喫するなら何を重視する?

まずは、夏休みに旅行をするとき、どんな点を重視して行き先を決めるかアンケートを取ってみました。

003_5_1_U3.png

【質問】

夏休みの旅行で重視するのは次のうちどれですか?

【回答数】

その地方ならではのグルメ:44
高級リゾート施設でのサービス:23
海や山などの大自然を満喫:66
その他:17

調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2017年02月22日~2017年02月27日
有効回答数:150サンプル

大自然とグルメを楽しめる旅がいい!

今回のアンケートで最も多くの人が重視するポイントとして挙げたのが海や山などの大自然を満喫することでした。

・海のアクティビティを楽しめるのはやはり夏だと思う。ダイビングなど、普段は経験できないことをたくさん楽しみたい。(30代/無職/男性)

・子どもがいるので自然の中で夏にしかできないような経験をさせる旅行をしたい。(30代/専業主婦・主夫/女性)

大自然を満喫したいという人のコメントを見ると、海や山の大自然を満喫できる季節が限られている、特に海は夏しか楽しめないという意見が目立ちました。
また、子どもの夏休みに合わせて旅行をするなら自然の中で貴重な経験をさせたいという親の立場での意見も多く見られました。
続いて多かったのは、その地方ならではのグルメを重視するという意見です。

・観光地へ行ったという記憶より、その地方のおいしいものを食べた記憶の方が、いつまでもいい思い出として残っている。(20代/会社員/女性)

・夏休みで、その時にしか行けない旅行だからこそ、グルメを満喫しお腹いっぱいになって帰りたいです。人間満腹だと幸せを感じますよ。(30代/パート・アルバイト/女性)

旅行でグルメを重視したいという人のコメントで目立ったのは、観光地を見て回った記憶よりも、食べ物がおいしかったという記憶のほうが旅行の記憶として残りやすいという意見でした。
旅行先でしか食べられないものを食べるからこそ満足感もあり、旅行の記憶も鮮明に残るということのようです。
最後に、今回のアンケートでは選んだ人が最も少なかった高級リゾート施設でのサービスを選んだ人のコメントです。

・リゾート施設で日常から解放されてゆっくり過ごすことが何よりも贅沢!(20代/会社員/女性)

・夏の暑さやだるさからの開放と、非日常を味わいたい。(40代/専業主婦・主夫/女性)

高級リゾート施設でのサービスを重視すると答えた人は、夏の暑さも含めて、旅行先に非日常と癒しを求めているように感じられます。どこかに観光に行ったり、アクティビティを楽しんだりするのではなく、ゆっくり身体を休める旅にしたいと考えている様子がうかがえました。

今回のアンケートの結果から、夏休みの旅行先は、大自然と触れ合いながらグルメも堪能できるような場所を選ぶと満足感の高い旅になりそうです。

県別に見る九州地方のおすすめグルメ!

shirokuma_kakigori.jpg

「九州を旅行するならおいしいものを食べたい」という人も多いでしょう、そこで各県おすすめグルメをご紹介します。

まずは九州の玄関口福岡県から。福岡の名物は博多ラーメン、もつ鍋、明太子など全国的にも有名なものがたくさんありますが、夏に食べるなら博多の鉄鍋餃子がおすすめです。屋台でも専門店でも食べられる一口サイズの餃子を食べて大人も子どもも疲れを吹き飛ばしたいところです。

佐賀県で食べるなら佐賀牛や伊万里牛といった牛肉を挙げる人が多いようですが、イカもおすすめです。獲れたての透き通ったイカ刺しを食べられるお店がたくさんあるので、他では食べられない味を堪能しましょう。

長崎県というと長崎ちゃんぽんに皿うどん、カステラという声が多く挙がりますが、他にもおいしいものはあります。
オーダーを受けてから調理するスタイルの佐世保バーガーは、お店によって中身が少しずつ違います。ピラフとナポリタンが相乗りした上にトンカツをドンというボリュームたっぷりのトルコライスも長崎名物。ガッツリ系ですが、意外と女性でもペロッと完食できてしまいます。

熊本県のグルメというと、馬刺し、からしレンコン、熊本ラーメンといった定番も魅力ですが、熊本市を訪れたら太平燕を味わってみてはいかがでしょうか。熊本では学校給食にも登場する人気の麺類です。阿蘇周辺ではあか牛を使ったどんぶりやバーガー類もおすすめです。

大分県のグルメというと、きしめんのような柔らかい麺の上にきなこと砂糖をまぶして食べるやせうまや、中津のから揚げ、とり天などが有名ですが、別府温泉を旅するなら地獄蒸しや地獄蒸しプリンもおすすめです。魚のおいしい県でもあるので、海沿いを旅するなら関サバ、関アジ、城下カレイも味わっておきましょう。

宮崎県は野菜や果物に加え畜産物も豊富な県です。チキン南蛮や地鶏料理、宮崎牛、肉巻きおにぎりなど人気のグルメが満載です。
果物ならマンゴー、きんかん、日向夏などを使ったスイーツがおすすめ。暑い時期でもさっぱりと食べられるものが揃っています。
高千穂の絶景を眺めたら牧場の新鮮なミルクを使って作られたソフトクリームもおすすめです。

鹿児島は黒豚が有名なところですが黒牛も逸品です。また、さつま揚げが有名な鹿児島は魚も新鮮です。ウナギの養殖量は日本一であり、夏ならカツオやトビウオも旬を迎えます。
夏の鹿児島なら名物のかき氷「白くま」も味わっておきたいところ。喫茶店ごとに微妙に違う白くまを食べ比べてみるのもおすすめです。

関連記事:男友達で九州一周グルメ旅行

九州の二大リゾート施設!ハウステンボスとシーガイア

htb_warterpark450-337.jpg

夏の九州旅行でリゾート気分を満喫するなら、長崎のハウステンボスと宮崎のシーガイアがおすすめです。
まず、ハウステンボスですが、夏になると毎年「水の王国」というプールがお目見えします。年によってコンセプトが少しずつ異なりますが、巨大なウォータースライダーや大人がゆっくりくつろげるラウンジプールなど、毎年複数のスタイルのプールが登場します。
夜は運河の周りや施設内を彩る幻想的なイルミネーションと音楽、噴水のコラボレーションを楽しめます。
夏休みにハウステンボスで遊ぶなら、ロボットが大活躍する「変なホテル」に注目しましょう。フロントでのチェックインやチェックアウトも荷物を運ぶポーターもメインスタッフはすべてロボットというホテルもあります。
他では味わえないおもしろいサービスに大人も童心に戻ってワクワクするでしょう。レストランではロボットたちが作り上げるビュッフェ料理を楽しめます。

一方、宮崎のシーガイアは正式名称をフェニックス・シーガイア・リゾートと言います。ホテルとスパ、アクティビティ、グルメがすべてそろった総合リゾートです。
ダンロップェニックストーナメントの舞台「フェニックスカントリークラブ」があることでも有名ですが、トム・ワトソンゴルフコース」では「ホシゾラ★ゴルフ」と銘打ったナイターゴルフも楽しめます。
ゴルフ以外にもテニス、サイクリング、乗馬のような定番アクティビティから、セグウェイに乗って自然や神話に触れながら散策できるツアーや国際認定コースを歩くノルディックウォーキングなど、他ではできない体験まで幅広いジャンルを楽しめます。
子ども連れの家族なら、ディスクゴルフやスナックゴルフといった大人も子どももできるゲームや、日向灘でのフィッシングツアー、クルージングなどもおすすめです。
宿泊はシェラトン・グランデ・オーシャンリゾート、ラグゼーツ葉、コテージ・ヒムカの3つが敷地内にあります。特にシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートにはスパ「バンヤンツリー」と温泉「松泉宮」の2つがあり、日頃の疲れをしっかり取りたい人におすすめです。
レストランもホテルの中に和洋中すべて揃っていますが、珍しいのは九州産のお米をおいしく食べさせてくれるお店「米九」です。お米を土鍋で炊き上げ、九州各地から集められた相性抜群のあてと一緒に食べさせてくれます。お肉や魚介類などおいしいものが多い鹿児島ですが、シンプルなお米とあての組み合わせに幸せを感じるはずです。

関連記事:美しいイルミネーションを堪能!ツアー旅行ならハウステンボスへ

有名なのには訳がある...... 鹿児島の離島で感動体験

yoron_yurigahama450-337.jpg

せっかく九州旅行をするなら、世界遺産の屋久島、パワースポットやプライベートビーチがたくさんある奄美大島、透明度の高い海が美しい与論島など鹿児島の離島も満喫して帰りましょう。
屋久島は縄文杉が圧倒的に有名ですが、それ以外にも見どころがたっぷりあります。ハートの形に見えるウィルソン株、もののけ姫の世界を体感できるもののけ姫の森、干潮のときだけ入ることができる平内海中温泉など、自然の神秘が感じられるスポットがたくさんあります。
奄美大島はシーカヤックやカヌー、シュノーケリングなどアクティビティが満載の島です。ナイトツアーで夜の動物たちの姿を観察することも可能です。家族連れには家族連れ向けの、カップルにはカップル向けの過ごし方ができる点が魅力です。
鹿児島最南端の島・与論島は、沖縄からのほうがアクセスがいい島です。
沖縄本島から飛行機に乗れば約35分で着くことができます。与論島では船が水面よりも上に浮いて見えるのを目で確かめてみましょう。これは透明度の高い綺麗な海でだけ見られる現象です。
また、鹿児島にいながら沖縄グルメを味わい尽くせるのも与論島ならではです。ハイビスカスドリンクで南国気分を味わってみてはいかがでしょうか。

関連記事:鹿児島の離島はおすすめ観光スポットだらけ!

まとめ

九州は7つの県それぞれに個性があり、長崎や鹿児島のように離島を持つ県もあります。
地域ごとに違った味や景色を味わうことができるので、まとまった休みが取れたら何ヶ所か回ってみるとよいでしょう。これまで知っていた九州を確認しに出かける旅もいいですが、これまで知らなかった場所に出かけて、初めての感動を味わってみるのもよいかもしれません。
九州旅行では景色もグルメも欲張って、満足できるまで味わい尽くしましょう。

関連記事:日本の夏を思う存分楽しんでみない?夏休みにおすすめの国内旅行先3選!