沖縄のダイビングでジンベイザメと泳ごう!
迫力ある姿から、海の生き物の中でも人気が高いのがジンベイザメです。国内にある水族館の中ではジンベイザメを鑑賞できるスポットは多々ありますが、ジンベイザメと一緒に泳げるスポットは少ないです。沖縄の海ではジンベイザメと一緒に泳ぐことができ、迫力溢れる姿を肌で体感できるダイビングスポットもあります。
今回は、沖縄の海で楽しむことができるジンベイザメとのダイビングについてまとめてみました。
ジンベイザメを見たことがある人ってどれくらい?
珍しい生き物たちを鑑賞できる沖縄の海の中でも、特に人気が高い品種として挙げられるのがジンベイザメです。国内の水族館でも老若男女から人気を集めるジンベイザメですが、実際にその姿を見たことがある方はどれくらいいるのでしょうか。アンケート調査を行ってみました。
【質問】
ジンベイザメを見たことがありますか?
【回答数】
水族館で見たことがある:115
海の中で見たことがある:4
見たことがない:31
調査地域:全国
調査対象:【年齢】20 - 49
調査期間:2017年01月27日~2017年02月02日
有効回答数:150サンプル
・大人気のジンベイザメ!海の中で見た経験がある方は少数
まずは水族館でジンベイザメを見たことがある方のコメントをご紹介します。
・大きな魚が大好きで、ジンベイザメだけを見るために水族館に行きました。想像してたよりも大きくて管理とかも大変そうでした。(20代/女性)
・すごく大きくて存在感がすごかった。周りに小さな魚がついて回っていて面白かった。(20代/女性)
ジンベイザメが人気を集める理由として「体長の大きさ」が挙げられます。水族館で実際にジンベイザメを見た経験がある方は、その存在感に圧倒される方もいるようです。
続いて、ジンベイザメを見たことがない方のコメントをご紹介します。
・そもそも水族館にも行かないので見たことはありません。(30代/女性)
ジンベイザメを国内で鑑賞できるスポットの代表格といえば「水族館」です。水族館を訪れる機会のない方は、ジンベイザメを鑑賞する機会も少ないようです。
最後に、得票数の少なかった海の中でジンベイザメを見たことがある方のコメントをご紹介します。
・すごいユニークな形をしたサメと言う印象を受けました。(30代/男性)
海中の中でジンベイザメを鑑賞するからこそ、容姿の細かい部分も観察することができるようです。
アンケートの結果、海の中でジンベイザメを見たことがある方は少ないことが分かりました。国内では、海の中でジンベイザメを見ることができるスポットは少ないため、水族館で鑑賞される方が多いようです。
しかし、沖縄では海の中でジンベイザメを鑑賞することができるスポットがあります。そこで、海の人気者であるジンベイザメの生態と、ジンベイザメを海の中で鑑賞することができるスポットについてご紹介していきます。
海の人気者!ジンベイザメの生態とは?
ジンベイザメはサメ科に含まれる魚の1種です。成長すると20mを超え、体重は約35トンになる個体もいるといわれています。背中に白い斑点があり、幅広いフォルムが特徴的なジンベイザメですが、体の中でも特に幅が広いのが顔の部分です。顔の幅は約1.6mにもなります。世界中の熱帯、亜熱帯、温帯地域に生息するといわれているジンベイザメは、大きな体が特徴であるにも関わらずプランクトンや魚卵、小魚などが主食です。幅広い口から一気にプランクトンや、魚卵、小魚を食べる姿は迫力があります。
サメの仲間と聞くと「獰猛そうで怖い」と感じる方もいますが、ジンベイザメは温厚な性格をしており、人に危害を加えることはほとんどありません。普段はプランクトンや小魚の数が多い海面付近を泳ぎながら生活しています。泳ぐスピードは遅く、人間が歩く程度のスピードで海中を移動し、寿命は60年から70年程度といわれています。日本国内でもジンベイザメと一緒に海を泳ぐことができるスポットは少ないため、ジンベイザメと泳ぐことができる沖縄のダイビングスポットには、多くの観光客やダイバーが集まります。
沖縄でジンベイザメと出会えるスポットって?
亜熱帯気候に恵まれ、珍しい海の生き物と遭遇できる確率の高い沖縄でも、野生のジンベイザメと遭遇できる確率は極めて低いです。確実にジンベイザメと一緒に泳ぎたいという方には、読谷村にある漁業協同組合を訪れるのがおすすめです。読谷村にある漁業協同組合には水中に生け簀を設け、研究用にジンベイザメを飼育しています。
野生のジンベイザメに出会うことは難しくても、読谷村のジンベイザメ生け簀スポットであれば、高確率でジンベイザメと一緒に泳ぐことができます。ダイビングライセンスである「Cカード」を持っている方は、生け簀の中に入り、より近い距離でジンベイザメの迫力ある姿を鑑賞することができます。ライセンスを持たずに体験ダイビングをする方は、生け簀の外からジンベイザメを鑑賞できます。また、ダイビングではなくシュノーケリングによってもジンベイザメの愛らしい姿を鑑賞も可能です。
読谷村の漁業協同組合へは、那覇空港から国道58号線を北上し、1時間30分程度で到着します。タクシーまたはレンタカーでアクセスするのが便利です。
ジンベイザメを鑑賞したい!ダイビングのポイントは
安心してジンベイザメダイビングを楽しむには、ダイビングの注意点について知っておくことも大切です。生け簀の中に入り、より近い距離でジンベイザメを鑑賞したいと考える場合は、ダイビングライセンスである「Cカード」の提示が必要になります。お持ちの方は必ず持参するようにしましょう。
体験ダイビングでジンベイザメを鑑賞する場合は、事前に必要な持ち物について確認しておくことも大切です。ウェットスーツの下に着用する水着や汚れても良いサンダルなどを用意することを忘れないようにしましょう。女性の場合は、ダイビングの際のメイクアップは控えた方が無難です。マスクに水が浸入した際、マスカラやファンデーションが目に入ってしまうことも考えられるため、ダイビングの際はノーメイクで、それが気になる方はマスクを着用するようにしましょう。髪が長い方の場合は鑑賞の邪魔にならないよう、結んでおくと快適です。
沖縄の海でジンベイザメと泳ぐ!貴重な経験を思い出に
国内でも海中で優雅に泳ぐジンベイザメの姿を実際に鑑賞できるスポットは多くはありません。読谷村のジンベイザメ生け簀スポットであれば、沖縄の雄大な海を回遊するジンベイザメの姿を鑑賞することができます。
沖縄を訪れた際には、ジンベイザメ生け簀スポットでダイビングに挑戦し、思い出に残る貴重な体験をしてみるのもおすすめです。