国内旅行に飽きた方にもおすすめ!沖縄離島の魅力とは

沖縄の離島は海外に行かずとも、壮大な自然と触れ合うことができる人気の観光スポットです。離島ならではの文化や祭り、イベントの数々は、異国の雰囲気を感じ取ることができ、国内旅行に飽きてしまった方でも楽しみやすいことも特徴です。

今回は、沖縄の離島の魅力についてご紹介していきます。

人気の沖縄離島は!?

八重山諸島を含む沖縄県は、離島が多い地方でもあります。沖縄離島に旅行を考える方の中には、どの離島に旅行をするか迷う方も多いです。今回は旅行先として人気が高い沖縄離島について、アンケートをとってみました。

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【質問】沖縄離島のうち、一番行ってみたい島を教えてください。

石垣島:206名
宮古島:90名
波照間島:43名
久米島:18名
小浜島:12名
与那国島:31名

調査地域:全国
調査対象:20~40代・男女
調査期間:2016年12月15日~2016年12月19日
有効回答数:400サンプル

圧倒的な人気を誇る石垣島!知名度の高さが人気の理由

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アンケートの結果、石垣島が最も人気があることが分かりました。

・石垣島は観光地としても人気のスポットなので、行ってみたいです。(40代/女性/自由業・フリーランス)

アンケート内で圧倒的な人気を見せたのが石垣島です。沖縄の離島の中でも知名度が高く、観光客が楽しみやすいスポットが多々あることが人気を支える秘密のようです。

次に2位の宮古島を支持する方のコメントです。

・宮古島は海が一番きれいだと聞いたことがあるので。(30代/女性/学生)

続いて3位の波照間島を支持する方のコメントです。

・波照間島にいってみたいですね。日本の最南端の島なので興味があります。

4位の久米島を支持する方のコメントです。

・神様が住む島と言われているので、どんな場所か興味があります。(30代/女性/無職)

5位の小浜島を支持する方のコメントです。

・ちゅらさんの舞台となったところに実際に行ってみたいから。海しかないと聞いたので、都会の煩わしさから解放されそうだから。(20代/パート・アルバイト/学生)

惜しくも最下位だった与那国島を支持する方のコメントです。

・浜辺を与那国島の馬に乗って散歩したい。(40代/女性/専業主婦・主夫)

みなさん、それぞれの島に対していろいろな気持ちを抱いているようですね。
では、沖縄の離島の数々にはどのような楽しみ方があるのでしょうか。
それぞれの離島についてご紹介していきます。

離島の中でも人気が高い!石垣島のご紹介

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石垣島は、東京から約2千kmの海上に浮かぶ離島です。
八重山諸島に含まれる離島の中では西表島に次いで2番目に大きい島で、約4万8千人の人々が暮らしています。八重山諸島の中でも島の人口が多い石垣島は、観光地としての人気も高いことが特徴です。

亜熱帯気候に属する石垣島は、質の良いビーチに恵まれており、様々なシーレジャーを楽しむことができます。また、石垣島は伝統行事を重んじる島としても知られています。6月頃に行われる沖縄地方に伝わる伝統的な祭り「ハーリー」や、8月頃に行われるユーモアにあふれるかけ合いが飛び交う「アンガマ」を始め、12月には灯篭の柔らかな光と氷の冷たさを楽しむ「南の島の氷灯ろう祭」などが開催されます。
石垣島は美味しいグルメが豊富な離島でもあります。石垣島のブランド牛「石垣牛」や島豆腐、新鮮なフルーツや魚介類などを楽しむことができます。

美しい海が魅力!宮古島のご紹介

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宮古島は、沖縄本島から約310kmの海上に浮かぶ離島です。隣の石垣島までは、約133kmの距離があり、島は平坦な地形をしています。

宮古島の魅力は、島の至る所にみられる雄大で美しい自然の数々です。東洋で一番美しいと称される前浜ビーチや、パワースポットとして注目を集める仲原鍾乳洞などが観光スポットとして人気を集めています。

10月に行われる「パーントゥ」は、地元内外から注目される宮古島特有の伝統行事の1つです。全身につるをまとった来訪人パーントゥが、家や車などに泥を塗り厄払いを行います。
宮古島では、地元市民に愛されるグルメの数々を楽しむことができるのも魅力の1つです。地元漁師が好んで食べる島ダコ丼や、ヤシガニ、ノコギリガザミなどの魚介珍味を楽しむことができます。

日本最西端の離島!波照間島のご紹介

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波照間島は、日本最南端の有人離島として知られています。石垣島から高速船で約1時間の所にある島内には、至る所に日本の最南端スポットが見られることも特徴です。日本最南端の郵便局や、警察署などは記念撮影スポットとして観光客から人気を集めています。

また、波照間島は日本国内で南十字星を観測できる島としても注目されています。南十星とは、南天の星座の1つで本土からは観測が難しいとされる星座です。波照間島内にある星空観測タワーでは、南十字星を好条件で観測することができます。

また波照間島では幻の泡盛と称される「泡波」を楽しむことができます。泡波は波照間島内のみでの流通を目的に醸造されているため、生産個数が非常に少なく、本州で手に入れることは難しいです。滑らかで飲みやすい泡波は、地元市民のみならず、旅行客にも人気の高い泡盛です。

豊かな自然を肌で感じる!久米島のご紹介

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沖縄県那覇市から西へ約100kmの海上に浮かぶ久米島は、別名「球美の島」とも呼ばれています。島全体が県立自然公園に指定されるほどに豊かな自然と、交通機関が整備されており観光がしやすいことから、旅行客からの人気を集めています。

琉球王朝時代には、中国貿易の中心地とされていたため、19世紀には各国から外国船が集まっていたと伝えられています。国の重要文化財建造物に指定されている「上江洲家」は、当時の中国文化の影響を強く受けた建造物として知られています。
久米島の特産品である久米島味噌をたっぷりと使用した「みそクッキー」は土産物としての人気も高いです。

有名ドラマの舞台にもなった!小浜島のご紹介

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ドラマの舞台になった小浜島は、サトウキビ畑や牧場が広がるのどかな離島です。島内にはゴルフ場やリゾートがあり、1年を通し多くの旅行客が訪れます。7月に行われる小浜島の「結願祭」は国の重要文化財に指定されており、島内外から注目される祭りでもあります。

サンゴ礁と白砂に囲まれた美しいビーチでシーレジャーを楽しむことができるだけではなく、新鮮な魚介類を使ったグルメの数々を味わえることも魅力です。

亜熱帯ジャングルを有する!与那国島のご紹介

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与那国島は日本の最西端にあり、石垣島と台湾のほぼ中間にある離島です。
与那国島の魅力は、壮大な自然です。亜熱帯気候である与那国島にはジャングルがあり、国内では目にかかることができない生物や植物が自生しています。

島内最東端に位置する「東崎」では与那国牛や馬が放牧されおり、雄大な与那国の自然を感じ取ることができるスポットとして観光客から人気を集めています。与那国島はカジキマグロやクルマエビなどの新鮮な魚介類が楽しめる離島でもあります。

沖縄の離島へ旅行するならツアーがお得!

沖縄の離島にアクセスするためには、飛行機やフェリーの乗り換えが必要な場合が多く、交通費がかさんでしまいやすいです。
旅行ツアーを利用することによって、離島までの交通費や宿泊費などを抑えることができ、お得に沖縄旅行を楽しむことができます。「離島までのアクセス方法が複雑で分かりにくい」「人気のある観光スポットがどこにあるのか分からない」という場合でも、旅行会社のサポートを受けることができ、安心して旅行を楽しむことができます。

沖縄の離島の魅力は一言では語りきれないので、現地に行ってみて自分なりに感じてみてはいかがでしょうか。

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