沖縄旅行は春が狙い目!ツアー旅行で沖縄を楽しもう

美しい海を始め雄大な自然を有する、日本の南国「沖縄」には1年を通し多くの観光客が訪れます。
そんな沖縄のオンシーズンといえば、夏を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
しかし、季節によって異なった楽しみ方ができるのも、沖縄の魅力の1つです。今回は、春の沖縄旅行の楽しみ方と魅力についてご紹介していきます。

春の沖縄にも魅力がたくさん!?

maehamabeach.jpg

季節によって異なったイベントが開催され、様々な楽しみ方ができるのも沖縄の魅力です。
しかし、沖縄といえば夏の旅行先としてイメージされる方が多いことも事実です。沖縄へ旅行した経験がある方は、どのシーズンを選んだのでしょうか。アンケートをとってみました。

1_3_R.png

【質問】
沖縄旅行には、どの季節に行きましたか?

【回答結果】
春:88名 夏:133名 秋:83名 冬:64名

調査地域:全国 調査対象:20~40代・男女 調査期間:2015年12月15日~2016年12月19日 有効回答数:368サンプル

1番人気のシーズンはやっぱり夏!春は2位と人気は高め

「やはり沖縄は夏にいく旅行地」と考える方が多く、1番人気のシーズンは夏でした。
次いで2位に春がランクインしていることから、春先の沖縄旅行も人気が高いようです。それでは、夏に沖縄に旅行された方のコメントをご紹介します。
・やはり夏といえば沖縄だとおもいましたので・・・。(40代/女性/パート・アルバイト)
続いて、2位の春に旅行をされた方のコメントです。
・暑過ぎず、過ごしやすい気候で観光するのに良いと思ったからです。(40代/女性/パート・アルバイト)
・夏は暑いし、秋だと台風が怖く冬の沖縄の印象があまりなかったので春にしました。(20代/女性/学生)
続いて3位の秋に沖縄旅行をされた方のコメントをご紹介します。
・連休を利用していったのと、台風が来る時期なのであまり人気がないかと思ってこの時期にしました。(30代/男性/会社員)
続いて惜しくも4位だった冬に旅行をされた方のコメントです。
・家にいても寒いから暖かいところに行きたい。(30代/男性/その他専門職)
オールシーズン楽しめる沖縄ですが、それでも夏が最も多くなったのは頷けますね。

シーズンによって気候の特徴が変わるのが沖縄です。
春に沖縄に旅行された方の中には、「夏は暑すぎる」という方や、「秋は台風が多い」「冬は海に入ることができない」という意見をお持ちの方もいました。春は日中も過ごしやすく、台風の心配も少ない上、海に入ることも出来るため、快適に沖縄旅行を楽しみやすい季節といえそうです。

それでは、隠れたファンも多い、春の沖縄旅行の楽しみ方についてご紹介します。

春の沖縄のビッグイベントとは

春の沖縄では、注目度の高いビッグイベントの数々が開催されます。まず沖縄の春を代表するビッグイベントとしてご紹介するのは「沖縄国際映画祭」です。アジアを始め世界各国の未公開作品を上映する映画祭は、世界中から注目される大きなイベントでもあります。開催当日には、数々の著名人がゲストとして招かれ、多くの観客が訪れます。

沖縄国際映画祭は3月下旬頃に開催され、毎年約40万人を超す観客が集まります。4月の下旬頃には本島中部の宜野湾海浜公園で「琉球海炎祭」が開催されます。琉球開炎祭は日本一早い花火大会といわれ、毎年多くの観客が訪れます。打ち上げられる花火の数は1万発以上といわれており、全国的に見ても規模の大きい花火大会といえます。

その年に流行した楽曲や、沖縄の伝統音楽を楽しみながら鑑賞できる花火大会は、一足先に夏の気分を味わえるイベントでもあります。

関連記事:シーズンによって異なる楽しみ方!沖縄の人気イベントをご紹介

快適に過ごせる春だからこそおすすめ!沖縄の離島旅行

ishigakijima_kabirawan.jpg

沖縄で独自に発展を遂げてきた文化と、雄大な自然に触れたい場合は沖縄の離島旅行がおすすめです。特に、日中でも暑すぎない春先の離島は過ごしやすく、離島内を散策しても疲れにくいため快適です。

離島の中でも特に人気が高い石垣島は、夏に差し掛かると旅行客が増えることもあるため、ゆったりと旅行を楽しみたいなら春先がおすすめです。石垣島は、質の良いビーチと美しいサンゴ礁を有する離島で、島民は約4万8千人と沖縄の離島の中でも人口が多い島です。有名な観光スポットも多く、交通機関も整備されているため、離島への旅行が初めての方でも安心して観光を楽しむことができます。

石垣島に次いで人気が高い離島が宮古島です。宮古島は、沖縄本島から約310km離れた海上にある島で、平坦な地形をしています。
宮古島の最大の特徴といえば、美しい海です。宮古島には、東洋一美しいと称される「前浜ビーチ」を始め、シュノーケリングスポットとして有名な「イムギャーマリンガーデン」など美しい海でシーレジャーを楽しむことができるスポットが多くあります。

沖縄には他にも、日本最西端の友人島である波照間島や中国文化の影響を受け独自の文化発展を遂げた久米島、有名ドラマの舞台にもなった小浜島、日本最西端に位置する与那国島などの離島があります。

関連記事:国内旅行に飽きた方にもおすすめ!沖縄離島の魅力とは

シーレジャーは外せない!春の沖縄でダイビング

kabiraishizaki_mantasukuranburu.jpg

沖縄の海開きは3月下旬頃であるため、春先でもシーレジャーを楽しむことができます。シーレジャーの中でも人気が高いダイビングは、夏にさしかかるとダイビングスポットにダイバーが集まりやすいこともあり、春先に挑戦するのもおすすめです。
海の生き物や海中の絶景をゆっくりと鑑賞することができます。沖縄のダイビングスポットとして有名なのが、渡嘉敷島の「アリガ―」、「ウチザン」、本島にある「砂辺」、恩納村にある「万座ドリームホール」、石垣島にある「川平石崎マンタスクランブル」、宮古島にある「魔王の宮殿」などです。
場所によって鑑賞できる魚も楽しみ方も異なるため、ダイビングを楽しむ前にそれぞれのダイビングスポットの特徴について知っておくことは大切です。渡嘉敷島のアリガ―は初心者でも安心して楽しみやすいダビングスポットとして人気が高いです。

「ウチザン」には美しいイソギンチャクが生息しており、花畑のような海中景色とそれに集まる魚たちを鑑賞することができます。本島の恩納村にある「砂辺」はクマノミなどのかわいい熱帯魚たちを鑑賞することができ、ダイビング未経験者でも楽しみやすいスポットです。
本島の恩納村にある「万座ドリームホール」はくぐると願い叶うといわれる横穴があり、ハタンボの群生などを鑑賞することもできます。石垣島にある「川平マンタスクランブル」はマンタ遭遇率の高いダイビングスポットです。

宮古島の「魔王の宮殿」はケーブルダイビングの醍醐味を味わえる上級者向けスポットとして人気を集めています。

関連記事:沖縄の海でダイビングを楽しむ!おすすめのスポットをご紹介

快適に過ごせる春だからこそ!沖縄の世界遺産を巡る

syurijo.jpg

沖縄は、中国やその他諸外国の文化の影響を受けてきたこともあり、独自の文化発展を遂げてきました。
琉球王国文化を象徴する「首里城跡」、「識名園」を始め数々の文化遺産がある沖縄は、世界遺産に登録されている建造物が多いことも特徴です。日中も暑すぎずに、快適に散策できる春だからこそ、世界遺産を巡る観光もおすすめです。

沖縄にはグスクと呼ばれる古代城跡が多数残されており、今帰仁城跡、座喜味城跡、勝連城跡、中城城跡などが世界遺産に登録されています。またグスクに関連する文化的遺産として園比屋武御嶽石門や玉陵、斎場御嶽なども世界遺産に登録されています。

また、世界遺産によって開場時間や入場料金の有無も異なります。同じ世界遺産であっても、開場時間と閉場時間は季節によって異なるため、あらかじめ調べておくと安心です。

関連記事:日本が誇る文化遺産の数々!沖縄の9つの世界遺産を紹介

沖縄の春の気温はどれくらい?快適な服装で旅行を楽しむ

okinawa_spring.jpg

沖縄の春先の平均気温は約20℃程度です。この気温は東京の6月の平均気温とほぼ同じくらいで、春の沖縄は初夏のような陽気です。
沖縄といえば台風やスコールの多い地域として知られていますが、春先に雨が降ることは少ないです。湿気もなく、快適に過ごしやすい沖縄の春は森林散策に海水浴と、多彩な楽しみ方ができることも特徴です。
春先に沖縄旅行を楽しむ場合は、紫外線対策をしっかりと行うことがポイントになります。気温の高い日であれば、半袖でも快適に過ごすことができる春の沖縄ですが、薄手のパーカー、カーディガンなどの羽織ものを持っていくと便利です。
日中は半袖でも快適に過ごせる沖縄ですが、降り注ぐ紫外線量は多いことも特徴です。日焼け対策のためにも、長時間肌を日光に当てないことが大切です。
パーカーやカーディガンを準備しておくことによって、長時間屋外で活動する際でも安心です。また、日中は暖かい沖縄の春ですが、朝晩は冷え込むこともあります。パーカーやカーディガンを準備しておくことによって、防寒対策にもなり、快適に沖縄旅行を楽しむことができます。

関連記事:◆旅行をもっと楽しむために!沖縄の気温と服装について◆