日本が誇る文化遺産の数々!沖縄の9つの世界遺産を紹介

独自の文化発展を遂げてきた沖縄は、数々の文化遺産があることでも知られています。
中でも世界遺産に登録されている文化遺産の数々は、観光スポットとしても人気が高いです。今回は、沖縄に訪れた際に立ち寄りたい、世界遺産を9つご紹介します。

沖縄の世界遺産!1番人気は?

沖縄に数々ある世界遺産からは、沖縄の歴史や文化を読み取ることができます。
中国を始めとする諸外国と古くから交流し、発展してきた独自の文化に、感動する方も多いようです。

今回は沖縄に数ある世界遺産の中でも人気が高いものはどれなのか、アンケートをとってみました。

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【質問】
沖縄の世界遺産で一番行ってみたい場所を教えてください。

【回答結果】

今帰仁城跡:23名
座喜味城跡:6名
勝連城跡:5名
中城城跡:6名
首里城跡:302名
園比屋武御嶽石門:6名
玉陵:7名
識名園:8名
斎場御嶽:37名

調査地域:全国
調査対象:20~40代・男女
調査期間:2015年12月15日~2016年12月19日
有効回答数:400サンプル

琉球王国時代の文化を象徴する、首里城跡が圧倒的に人気!

・琉球王国のシンボルだから。中国とも日本の中間のような文化、様式に魅力を感じるから。(40代/女性/専業主婦・主夫)
・最も有名だから。真っ赤な建物を実際に見てみたいから。(40代/男性/会社員)
・一番有名な気がするし、一度見てみたいから。(20代/女性/学生)

アンケートの結果、400名中300名以上が首里城跡を支持する結果となりました。琉球王国文明を象徴する世界遺産であることと、知名度の高さが人気の秘密のようです。

続いて、2位だった斎場御嶽を支持するコメントをご紹介します。

・現在だから足を踏み入れていい場所。昔だったら絶対一般人は入れないと思います(40代/女性/自由業・フリーランス)

続いて3位だった今帰仁城跡を支持するコメントをご紹介します。

・首里城は行ったことがあるので、次に有名な 今帰仁城跡。(30代/女性/会社員)

全国的に知名度が高い首里城跡が、圧倒的な人気を見せる結果となりました。
しかし、一度首里城跡に足を運んだ経験がある方の中には、今帰仁城跡や斎場御嶽などの比較的知名度が高い世界遺産を見学したいと考える方も多いようです。
またアンケート内では「首里城以外の世界遺産についてあまりよく知らない」という声もありました。
沖縄旅行の前に、世界遺産について知っておくことによって、沖縄観光をより深く楽しむことができます。
では、沖縄の世界遺産にはどのようなものがあるのでしょうか。代表的な世界遺産を9つご紹介します。

結婚式場としても注目される!今帰仁城跡

沖縄本島北部にある今帰仁城跡は、13世紀に建立された歴史的価値の高いグスクです。
グスクとは沖縄の方言で「城」のことを指します。世界遺産で結婚式を挙げることができる「世界遺産ウェディング」などでも注目を集める今帰仁城跡は、沖縄県の県庁所在地である那覇市からは車で1時間30分程度の場所にあります。開場時間は8時から18時までとなっています。

時間を気にせずに立ち寄れる!座喜味城跡

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沖縄本島中部の読谷村にある座喜味城跡は、名将「護佐丸」によって築城されました。
戦国時代に建立された数々の要塞の中でも最高傑作といわれています。戦火を逃れてきたため、保存状態が良いことも特徴です。
座喜味城跡は入場料がかからず、開場時間も決まっていないため好きな時間に訪れることができます。那覇空港から車で約1時間10分程度の場所にあります。那覇空港から路線バスを利用する場合は、座喜味バス停で下車後、徒歩約20分で座喜味城跡にアクセスすることができます。

石壁の優美な曲線が特徴!勝連城跡

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海外貿易により勝連に繁栄をもたらした阿麻和利が居城していたことで有名なグスクです。
自然の断崖を利用し、守備を強化したグスクの壁は、優雅な美しい曲線を描いていることが特徴的です。
9時から18時まで開園しており、入場料は無料です。那覇空港から車で約1時間で到着します。バスを利用する場合は5勝線52番「勝連城跡前」で降車すると便利です。

造形の美しさに注目!中城城跡

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中城城跡は、中城村と北中城村にまたがるように建立されたグスクです。
立地を利用し、敵から攻められないように設計されたグスクは、造形の美しさにも注目が集まっています。
開場時間は8時30分から5時まで、5月から9月までの期間は午後6時まで開場しています。那覇空港から車で329号線を北上すると、45分程度で到着します。

沖縄を代表する世界遺産!首里城跡

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沖縄の文化と歴史を象徴する建造物として、多くの環境客が訪れる首里城は琉球王国時代の歴史を物語る文化遺産として保存されています。
中国と日本の築城文化を融合させた建築方式が見られる首里城は、文化的価値が高い建造物であるとされています。
那覇空港から首里城へアクセスする場合、モノレールを利用すると便利です。ゆいレールを利用し、朱里駅下車後、徒歩15分ほどで到着します。
開場時間は、有料区域と無料区域で異なります。無料区域は4月から6月、10月から11月の期間は8時から19時30分、7月から9月の期間は8時から20時30分、12月から3月までの期間は8時から18時30分が開場時間となっています。
有料区域の開場時間は4月から6月、10月から11月の期間は、8時30分から19時、7月から9月の期間は8時30分から20時、12月から3月の期間は8時30分から18時までが開場時間となっています。

首里城跡と共に見たい!園比屋武御嶽石門

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園比屋武御嶽石門とは、守礼門と歓会門の中間にある石門と周辺一帯の事を総称した呼び方です。
御嶽は、村ごとにある聖域のことを指し、古代より農耕や狩猟に関する儀式が行われてきた祭場のことです。
御嶽は沖縄グスクに関連する文化的遺産として世界遺産に登録されています。首里城跡の敷地内にあるため、開場時間に合わせて来場しましょう。首里城跡の開場時間に園比屋武御嶽石門アクセスするためには、那覇空港からゆいレールを使い首里駅で下車すると便利です。

古代遺跡として有名!玉陵

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玉陵は1501年、尚真王が父である尚円王の遺骨を埋葬するために築いた遺跡です。
2000年に琉球王国のグスク及び関連遺産群として登録されました。玉陵にアクセスするためには、那覇空港からゆいレールを使い、首里駅で降車すると便利です。首里駅を下車後、徒歩15分程度で玉陵に到着します。

王族が使用した別邸!識名園

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識名園は琉球王国時代、王家が使用した別邸の中でも最も規模が大きく、国王一家が利用する他にも、中国皇帝の使いをもてなすために使用されていました。
那覇空港から車で約30分程度の場所にあり、ゆいレールを利用する場合は首里駅が最寄り駅となります。4月から9月の期間は9時から18時まで、10月から3月の期間は9時から17時30分が開場時間となっています。

琉球王国内最高の聖地!斎場御嶽

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琉球王国のグスク及び関連遺産群として登録されている斎場御嶽は、琉球王国内でも最高の聖地として人々に信仰されてきました。
開場時間は9時から18時となっており、那覇空港から車で約1時間の場所にあります。路線バスを利用する場合は、斎場御嶽バス停を降車すると便利です。

沖縄旅行をお得に楽しみたいなら、ツアー旅行がおすすめ!

沖縄旅行を満喫したいなら、ツアー旅行を利用するのも良いでしょう。
できるだけ多くの世界遺産に足を運びたいという方は、目的に合わせたツアーを選択することで、旅行の満足度も高まります。
また、ツアーを利用することによって交通費を抑えることもでき、お得に旅行を楽しむことができます。

沖縄には日本が誇る文化遺産が多数あります。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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