北海道でスキー・スノボと温泉に行くのにおすすめのスキー場4選

スキーやスノーボードには温泉が付きものと考える方も多いのではないでしょうか。

寒い中でのスポーツですが、実は汗をたくさんかき、普段は使わない筋肉を使うため疲れてしまうこともあります。

今回は、ツアーにもおすすめの温泉を楽しめる北海道のスキー場を4つ紹介します。

スキー・スノボ旅行の温泉の魅力・こだわりとは?

スキーやスノーボードで楽しんだ後は、ゆっくりと温泉に入って疲労回復したり体を温めたりしたいもの。

では、みなさんは温泉のどんなところに魅力を感じ、どのようなこだわりを持っているのでしょうか。全国の男女にアンケートでうかがってみました。

スキー後に体を癒せるのが魅力!

・子供がいるので親子で楽しくスキーやスノボが出来て温泉が部屋にある所が良い。(30代/男性/自営業(個人事業主))

・若い頃、よくスキーツアーに参加しましたが、これから行くとすれば、地元のグルメが堪能できる温泉・スパ施設に宿泊したい。(50代/女性/パート・アルバイト)

・スキーやスノボを一日中やって体中が本当に冷え切ってしまったようなときにあったかい温泉にゆっくりとつかるのが良い。(40代/男性/パート・アルバイト)

・効能がしっかりと掲載されていて、スノボなどを行った時の疲れが心身ともに癒されるというところにこだわっています。(30代/女性/パート・アルバイト)

・体をゆっくり休めたいので、出来る限り広い浴槽のあるところが良いです。(20代/女性/学生)

調査地域:全国

調査対象:年齢不問・男女

調査期間:2016年12月19日~2016年12月23日

有効回答数:264サンプル

今回のアンケートでは、スキーやスノーボードで疲れた体、冷え切った体を温められるという回答が多く寄せられました。ただ、どんな温泉・スパ施設でも良いわけではなく、効能が明記され、温泉の食事が美味しいところが良いというこだわりを持っている人が多くいるようです。

たしかに、せっかく行くのであれば満足度を高められる旅行にしたいでしょう。そこで、北海道で温泉も楽しめる人気のスキー場を紹介します。

楽しみ方が豊富!ルスツリゾートの魅力

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3つの山からなるルスツリゾートは、バラエティ豊なコース設計と広大な敷地でスキーやスノーボードを楽しめます。

あまりにも広いため、1日で回りきるのは至難の業でしょう。総滑走距離は42kmにもなり、多くは中級者向けのコース内容になっていますが、上級者におすすめなのがサイドカントリーです。

圧雪されていないパウダースノーやジャンプ台など、普通のスキー場では楽しめない特別なエリアです。

一方、せっかくルスツリゾートに行ったのであれば、スキーを楽しむだけでは勿体無いというもの。冬ならではのアクティビティも豊富に用意されています。

犬ぞりやスノーモービル体験、氷上からニジマスを狙うアイスフィッシングもあります。

犬ぞりのの詳細はこちら

スノーモービル体験の詳細はこちら

アイスフィッシングの詳細はこちら

そしてゆっくりと体を温められる温泉施設は、リゾート敷地内の宿泊施設のサウスウイングとウェスティンルスツリゾート内に大浴場があります。

疲労回復や筋肉痛の緩和のほか、関節痛や神経痛の緩和が期待されます。

まっかり温泉

さらに、ルスツリゾートのスタッフがおすすめするのが源泉かけ流しの露天風呂温泉の『まっかり温泉』です。

ルスツリゾートから車で20分ほどかかりますが、開放感たっぷりの温泉はぜひとも味わっておきたいところです。

・営業時間
10:30~21:00

・定休日
月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日火曜日)

・入館料
大人500円
子供200円

ロケーション抜群!富良野スキー場の魅力

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冬場はマイナス30度を超えることもある富良野スキー場。極寒の気候がスキーヤーにとって最高のパウダースノーを作り出してくれます。

コースは主に初級者や中級者向きでバランス良く配置されています。

北海道内には多くのスキー場があり、富良野スキー場よりも積雪量が多く、コースが豊富なスキー場は少なくありません。

しかし、富良野スキー場は天候が安定しやすいというメリットがあります。

晴れている日には十勝岳連邦を遠方に臨みながら富良野盆地に向かって滑走するようなイメージです。

吹雪の中でスキーを滑るのはできれば避けたいと思う人にとって、富良野スキー場は優先順位の高いスキー場です。

温泉は新富良野プリンスホテル内に『紫彩の湯(しさいのゆ)』という温泉施設があります。

開放感のある大きな窓が配された内風呂、入るまでの寒さも楽しみの一つの露天風呂は夜間も入れるため、空気の澄んだ冬は満天の星空を眺めながらロマンチックな入浴できるでしょう。

冷えた体を素早く温めてくれるサウナなど設備が充実しています。

世界中から多くのスキーヤーが集まる!ニセコアンヌプリ国際スキー場の魅力!

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世界的にも評価が高いと言われるニセコアンヌプリ国際スキー場。

その理由は圧倒的な降雪量にあります。多く人が滑って雪が踏み固められても、翌日までに雪が降り積もり新雪状態に戻ることが多くあります。

そして、位置的に水分を含んだ雪が降りやすく、その雪質によりスキーが浮いたような感覚を楽しめるのもアンヌプリ国際スキー場の魅力です。

王道のコースは一気にゴンドラで上り、4kmにも及ぶコースを滑り降りるパターンですが、一気に滑り降りるのはなかなか大変です。

中腹にカフェがあるので適度に休むのも良いかもしれません。

スキー後の温泉は隣接する温泉施設がおすすめ。

源泉かけ流しの『美肌の湯』は温泉ソムリエに認定されるほどで、スキーの疲れを癒やして気分をリフレッシュできるのに加えてツルツルのお肌になれる期待もあります。

北海道を代表するリゾート!トマムスキー場の魅力

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ザ・タワーとリゾナーレトマムというタワー型ホテルを有するトマムスキー場は、スキー場の素晴らしさよりもホテルの存在感が大きく、一大リゾート施設として認識されていることが多いようです。

とはいえ、北海道トップクラスの雪質は『シルキースノー』と表現され、絹のように滑らかでパウダースノー以上にサラサラしていると言われています。

コース区分は初級者と中級者用のコースが多いため、ファミリー層にも最適です。そして、滑り終わった後の冷えた体を温め、疲れた体を癒やしてくれるのが木林の湯です。

敷地内のミナミナビーチの中にある温泉で、日中は雪原を眺めながら、夜はライトアップされたトマムの自然と満天の星空を眺めながら入浴できます。

こちらのスパ施設は1日2組限定ですが、一般営業が終了した後に貸し切りも可能です。

カップルや家族で最高の景色を眺めながらゆったりと大切な時間を過ごしてはいかがでしょうか。

各スキー場のアクセス・オープン時期・周辺情報

・ルスツリゾート

アクセス...新千歳空港と札幌市内からバスやレンタカーで約90分。

オープン時期...11月下旬から4月上旬

周辺情報...ちょっと足を伸ばせるなら、新千歳空港、札幌市、小樽市の中間に位置するためそれぞれの観光地への拠点になります。

・富良野スキー場

アクセス...旭川空港から車で約60分、新千歳空港から約130分、札幌市内からは約120分です。電車の場合はJR札幌駅から120分、JR帯広駅から150分で、JR富良野駅からはタクシーで約10分です。

オープン時期...11月下旬から5月上旬

周辺情報...富良野スキー場から6km圏内にワイン工場や『北の国から』資料館があります。

・ニセコアンヌプリ国際スキー場

アクセス...札幌市内、新千歳空港から車で約120分、JRニセコ駅から路線バスまたはタクシーで約10分です。

オープン時期...11月下旬から5月上旬

周辺情報...スキー場から約2km行ったところにニセコ五色温泉郷があります。白銀の世界を楽しみながらゆっくりと温まりましょう。運が良ければキタキツネを見ることができるかもしれません。

・トマムスキー場

アクセス...電車の場合は新千歳空港駅から約90分、車では約100分です。新千歳空港とトマムの間を乗り換え無しで行けるリゾートライナーもあります。

オープン時期...11月下旬から4月上旬

周辺情報...『北の国から』の撮影地として知られる吹上露天の湯。入浴は24時間可能ですが、夜間は照明がないため注意しましょう。

よりどりみどりの北海道のスキー場!ツアー旅行で出かけませんか?

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今回紹介したスキー場はどれも魅力的なところばかりで、しかも近くに温泉施設があるためスキー後の体のケアもバッチリです。しかし、面倒なのが旅行プランを立てることではないでしょうか。

それならば、面倒な部分はツアー旅行会社に任せてスキーと温泉を楽しむことに集中しましょう。旅費もツアー旅行のほうが割安になるのが一般的ですから、満足度の高い旅行を楽しめるでしょう。

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