日本の北に位置している北海道ですが、いつのシーズンに行くのがベストなのだろうか。

夏は涼しく、冬はとてつもなく寒い気候だが、旅行会社のパンフレットなどを眺めていると、北海道というワードが大きく載っており多くの観光客が訪れていることがわります。
夏にしか味わえない味覚や冬にしか味わえない味覚、夏や秋にしか見ることができない光景など、北海道には様々な魅力がたくさんあります。

そこで、今回は、「北海道旅行に行くならいつのシーズンが良いか」ということのアンケートをとってみました。

アンケートの質問内容と結果は、下記の通りです。

【質問】北海道旅行に行くなら春夏秋冬いつ？

【回答数】
夏（6月～8月）:60
冬（12月～2月）:26
秋（9月～11月）:9
春（3月～5月）:5

アンケートの結果は、「夏」が一番多かったが、回答を見てみると納得できる部分が多い。
「湿気もなくて爽やかだし、涼しく過ごせるから」
「富良野の花畑や美瑛の雄大な景色が見たいから」
北海道は、夏にはあまり雨がふらず湿気が少なくなっている。そのため、ジメジメとした気温ではなく涼しいため、本州の暑さから逃れたい人が多く訪れるのであろう思われます。
また、広大な丘陵地帯に広がる美瑛の丘めぐりやラベンダーで有名な富良野には毎年夏になると多くの観光客が訪れています。
次に多かった回答は「冬」だが、なぜ一番寒いと言われている冬が二番目に人気なのだろうか。
「子供の頃から雪国の風景に憧れがあるから」
「札幌雪まつりや旭川冬まつりに行ってみたい」
確かに、北海道は雪国で、毎年かなりの量の雪が積もります。その雪国の光景は、現地の人にとっては日常的なものではありますが、あまり雪が積もらない地方に住んでいる人などは、その光景に憧れがあるようです。
毎年開催されている札幌雪まつりは、国内外からも多くの観光客が押し寄せるビッグイベントとなっています、
またオホーツク海の流氷も冬の北海道の大きな魅力のようです。この他にも、「カニが美味しい」など、冬にしか味わうことができない味覚を楽しむために訪れるといった意見も多くありました。
最後に、「秋」と「春」は、どちらも少数派しかいないことがわかった。 「紅葉と美味しい食べ物が楽しめる」「限られた時期に一斉に花が咲くのは見てみたいから」
このように、山の上は雪景色、中腹は鮮やかな紅葉、麓は緑と言う大雪山の雄大な紅葉や一部のマニアの人しか知らないような楽しみを楽しむために、訪れる人も少なくないようである。

以上の結果から、北海道を訪れるベストシーズンは「夏」であることがわかります。本州では、夏の気温が毎年上がってきており、冷房なしでは過ごすことは困難になってきていますが、北海道は日中は暑くいなる時もあるが朝夕はすごしやすいことが大きな要因のようです。
そこで、ラベンダーや美味しい味覚を堪能しつつ涼しい気候である北海道は、我々のニーズに合っており、人気なのではないだろうか。
また、極寒の知床の冬も人気で、雪国に憧れている人が多いこともこの結果から分かります。

■調査地域：全国
■調査対象：年齢不問・男女
■調査期間：2014年6月20日～6月30日
■有効回答数：100サンプル