北海道は、日本の都道府県の中でも一番の広さがある場所です。そのため北海道旅行に行くという場合であっても、旅行先の選択肢だけで豊富な選択肢が存在しているはずです。
では、豊富な選択肢のある北海道旅行の場所選びとしては、人々はどのような基準で場所を選んでいるのであろうか。そして行った先々で、どのような楽しみ方をしているのであろうか。人々の楽しみ方について知るためにも、北海道の旅行先についてアンケートをとってみました。
アンケートの質問内容と結果は、下記の通りです。

【質問】夏の北海道、オススメの観光エリアは？

【回答数】
札幌・小樽:21
函館:19
富良野・帯広・旭川:50
釧路:2
知床:8

北海道旅行のオススメの観光スポットとしては、道庁がある札幌エリアではなく、富良野・帯広・旭川エリアという結果で、全体の半数がこのエリアをオススメと回答した。富良野・帯広・旭川エリアを選択した人の意見としては、次のような意見があげられる。
「自然や景色が美しいエリア」「旭川には旭山動物園もある」「人が多すぎないので、避暑に行くならオススメ」
また2番目に意見が多かったのが、札幌・小樽エリアで全体の約2割という結果になった。札幌・小樽エリアと回答した人の意見としては、次のような意見がある。
「1泊2日でも十分観光できる」
「札幌の時計台や大通公園など、有名な観光地が多数ある」「小樽の天狗山からの夜景がきれい」
人々の意見としては、富良野・帯広・旭川エリアを選択した人の多くが、このエリアの自然に魅力を感じているという傾向が見られた。
ラベンダーの咲く富良野、外国の風景を彷彿する美瑛の丘など自然が豊かで、あまり人が多いエリアではないために、夏の避暑に北海道に行く場合にもオススメだという意見も見られた。また旭川には旭山動物園もあるので、観光も楽しめるという意見もあった。
その一方で札幌・小樽エリアを選択した人の意見としては、1泊2日などの短期間でも楽しむことができるという意見があった。また札幌エリアには、有名な観光地があるという点もこのエリアを勧めている理由として多くの意見があった。さらに小樽天狗山からの夜景がきれいだったなどの、自然を楽しむことができるという意見もあった。
アンケートの結果では、1番人気の富良野・帯広・旭川エリアと2番人気の札幌・小樽エリアでは、人々の意見に異なる特徴が見られた。どちらかというと前者は自然の豊かさを理由にあげる人が多いのに対し、後者は観光地を理由にあげる人が多くみられます。
同じ夏の北海道でも、場所ごとに異なる楽しみ方があるので、自分が好きな楽しみ方ができる場所を選択することが大切なことと言えそうです。

■調査地域：全国
■調査対象：年齢不問・男女
■調査期間：2014年6月20日～6月30日
■有効回答数：100サンプル