さっぽろ雪まつりに行きたい!イベントを楽しむための服装と注意点

さっぽろ雪まつりは、日本の冬のイベントの中でも規模が大きく、知名度が高いお祭りです。その来場者数は約264万人ともいわれており、日本の冬を代表するイベントといっても過言ではありません。

しかし、雪まつりを心行くまで楽しむためには、しっかりと服装を整えておくことが大切です。

今回は、さっぽろ雪まつりを楽しむために知っておきたい、服装と注意点についてまとめてみました。

札幌の冬の寒さは厳しい!冬の気温と天気について

日本の中でも年間を通し、気温が低い県として知られるのが北海道です。

北海道は、亜寒帯地域に属しています。夏は涼しく快適に過ごしやすい北海道ですが、冬場の冷え込みは厳しく、オホーツク地帯ではブリザードが吹くこともあるのです。
さっぽろ雪まつりが開催されるのは2月の第1週頃から第3週頃となっています。2月は寒さのピークを迎える時期でもあり、札幌の2016年2月上旬の平均気温は-2.9℃です。2月の札幌の最低気温は、-7℃を下回ることもあり、北海道の冬の中でも寒さが非常に厳しいことが特徴といえます。
札幌の1月から2月は雪が降ることも多く、雪まつりの時期には足場が悪くなってしまうことも考えられます。
また、雪が降っていなくても2月の札幌の道は凍結しています。女性のヒールはもちろん、スニーカーなどでも歩くことが難しいこともあり、転倒してしまうおそれもあるため注意が必要です。

さっぽろ雪まつりを楽しむためには、札幌の冬にふさわしい服装で参加することが重要であるといえます。長時間屋外に滞在することも考えられるため、十分に防寒対策を行う必要があります。

さっぽろ雪まつりでのおすすめの服装とは?

yukimatsuri-susukino450-337.jpg

毎年、多くの観光客が訪れる「さっぽろ雪まつり」は、真冬の札幌で行われるため、その寒さは厳しいです。
しかし、観光で訪れる方の中には、どのような服装をしていけばよいのか分からないという方もいるようです。

特に、夜間のライトアップを鑑賞したいと考える場合は、万全に防寒対策をする必要があります。皆さんは、雪まつりに行く際、どのような服装で参加するのがよいと考えているのでしょうか。
アンケートを取ってみました。

とにかく万全に防寒対策を!札幌の冬の寒さは厳しい

・コートやオーバーはもちろん、帽子や手袋も必須アイテムです。(40代/女性)
・かなり着込んだ方がいい。また微調整できるように何枚も重ねたほうがいい(30代/女性)
・特にないですが、足元は特にチェックして滑らないように、疲れないように考えますね(50代/男性)
・小さい子はスキーウェアを着て、大人は暖かい服装を着た方がいい。(20代/女性)
・防寒具がばっちり着込んでカイロも常備しないと間違いなく風邪をひきます(30代/男性)
・厚着をして寒さ対策は万全にしてほしい。耳が冷たくなるので耳あてや帽子も用意した方が良いです。(40代/女性)

【質問】
さっぽろ雪まつりでのおすすめの服装を教えてください。

【回答結果】
フリー回答

調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2017年03月07日~2017年03月14日
有効回答数:288サンプル

皆さん厚着をしたり、カイロや帽子、マフラーなどを使用したり、万全な防寒対策を行っているようです。

アウターやボトムスなどの衣類だけではなく、足元にも防寒対策は必要です。長靴を履いたり、カイロを使用したりして、寒さ対策を行う方もいました。
では、実際に万全な防寒対策を行うためには、どのような点に気を付けるべきなのでしょうか。

万全の防寒対策を!さっぽろ雪まつりに相応しい服装って?

yukimatsuri-fukuso450-337.jpg

おしゃれな格好でさっぽろ雪まつりに参加し、記念写真をたくさん撮りたいと考える方もいるのではないでしょうか。

しかし、女性はヒールやスカートなどの動きにくい服装は避けたほうが無難です。凍結した路面をヒールで歩くことは非常に危険かつ、スカートでは防寒対策を十分に行うことが難しいといえます。

さっぽろ雪まつりに参加する際は、ダウンジャケットやロングコートなどの防寒効果の高いアウターに保温効果の高い長ズボンを着用すると良いでしょう。
寒がりの方や冷え性が気になる方は、保温効果の高い肌着を重ね着したり、厚い靴下を着用したりするなど保温効果の高いインナーを着用するようにしましょう。子どもは体が小さく、冷えやすいこともあるため、スキーウェアやスノーブーツなどで、しっかりと防寒対策を行うと安心です。
万全に防寒を行うなら、マフラーや耳あて、マスクなど、保温効果の高いアイテムで顔周りの防寒も忘れないようにしましょう。

また、会場では雪が降ったり、泥が服にはねたりすることも考えられます。着用する服は、撥水機能に優れている素材の衣服や、汚れても差し支えない衣服を選んでおくと安心です。

転倒予防に効果アリ!雪国にふさわしい靴選びとは?

「歩きやすい靴」というと、スニーカーやブーツなどを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。
しかし、一般的に販売されているスニーカーやブーツでは転倒の恐れもあり危険です。さっぽろ雪まつりに行く際には、「冬靴」を着用していくと安心です。

冬靴とは、撥水性・耐水性・保温性に優れ、靴底が滑りにくくなっている冬用の靴のことを指します。靴底に金具がついているものや、深い溝のあるものなど、冬靴の加工にはいくつかの種類があります。
靴底に金具がついているものは、路面の氷を破ることができるため、滑りにくくなりますが、絨毯など布製品に引っかかりやすくなったり、屋外では逆に滑りやすくなったりなどのデメリットがあります。靴底に深い溝があるタイプのものは、靴底に雪が詰まってしまうと滑りやすくなりため、注意が必要です。

「札幌に行きたいけれど、冬靴なんて持っていない」という方は、靴用アタッチメントを使用するのも良いでしょう。靴用アタッチメントとは、持っているシューズに付けるゴムバンドのようなもので、凍結した路面の上でもグリップを効かせ、滑るのを防ぐ効果があります。

防寒対策を十分に行い、さっぽろ雪まつりを思い切り楽しもう!

yukimatsuri450-337.jpg

さっぽろ雪まつりを心行くまで楽しむためには、札幌の冬にふさわしい服装で参加することがポイントといえます。
凍結した路面を歩く際には、専用のシューズを着用することも忘れないようにしましょう。

北海道に旅行する際には、ツアー旅行を利用するのもおすすめです。
ツアー旅行の利用は、交通費を抑えられる分だけ、美味しいものを食べたりお土産のグレードを上げたりと充実した旅行にできるはずです。

関連記事:冬を代表する一大イベント!さっぽろ雪まつりを堪能しよう